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ノマド・ワーキングの教科書! 『 「どこでもオフィス」仕事術』  はてなブックマーク - ノマド・ワーキングの教科書! 『 「どこでもオフィス」仕事術』

「どこでもオフィス」仕事術―効率・集中・アイデアを生む「ノマドワーキング」実践法
九割はオフィスの外で仕事をしています。

ノマド」という言葉をよく聞きますね。

オフィスを持たずに仕事をされている方は少ないと思いますが、会社員でも外回りが多い方などは、オフィス以外でちょっとした仕事をすることはあるかと思います。


今日紹介するのは、ノマド・ワーキングを実践している著者による実践的な内容の本、『「どこでもオフィス」仕事術―効率・集中・アイデアを生む「ノマドワーキング」実践法』です。

本書を一読しておくと、外出先でのスキマ時間も効率よく快適に仕事に使え、残業が減るかも知れません。



本当に「どこでもオフィス」w

本書の面白い点の1つとして、第5章が挙げられると思います。

あらゆる場所をオフィスに見立て、その特徴やメリット・デメリット、どんな仕事に向いているかなどが解説されているのですが、これがすごいw
(ルノアールなら)長居しても店員に嫌な顔一つされません
(中略)
注文するメニューも決まっており、最近はまっているのが「柚子ティー」です。
ソファに座ってPC操作をしようとすると、まるで膝に猫を抱いているような状態となってしまい、眠気に誘われてしまうのです。スターバックスで仕事をするときは、ソファタイプではない席を選ぶことをお勧めします。
以前、深い集中をしなければならない左脳系の仕事にマクドナルドで取り組んでいたら、隣の人の会話が面白すぎて、仕事がなかなか進まないということがありました。それ以来、マクドナルドでは深い集中が求められるような仕事はしないようにしています。
(ファミレスでの)ドリンクバーには楽しみがあります。集中したいときには冷たい炭酸系、集中力が切れたときには温かいコーヒー、小腹が空いたらスープ、などとそのときの気分に合わせて飲み物を自由に変えることができます
私がよく利用する東京メトロの駅は、ほぼ年中、気温・明るさが安定していて、しかもトイレも至近。のどが渇けば自販機があります。鼻炎用のティッシュ、眠気覚ましドリンクなどハードなノマドワーカーのための売店が目の前にあれば、元気も湧いてきます。気の利いたカフェやジュースバーなども用意されているところも多く、その上、乗車用カードで支払いができたりと、実は意外に便利で快適です。
(公園の)木陰のベンチなど、特定の場所はマル秘のメールをする場所として穴場スポットと言えるでしょう。しかし、電源も無線LANもありません。また急な天候の変化にも対応が難しいという難点もあります。
(カラオケボックスは)意見交換がエスカレートしても外に声が漏れる危険性が少ないため、セキュリティ性が高いというのも大きなポイントです。ただ、他の利用者がいると歌い声が聞こえるというのが欠点です。
などなど、実践している方ならではの内容!

なんだかリアルすぎて(丁寧すぎて?)ちょっと笑ってしまいます。

しかし、このように仕事に使える場所の特徴をまとめた表がP.177にあり、これは意外と役に立つかも知れません。


その他、個人的に興味を持ったポイントを抜粋。
  •  集中力は場所を変えることに寄って、ある程度コントロールできます。
  • 何に集中するかによって、どの環境が適しているかは違ってきます。
  •  仕事の内容や身体のサイクルに応じて働く場所を意図的に変えることができれば、より快適により効率的に仕事ができるのです。
  •  ノマドワーキングは、ワークライフバランスを改善するための手段として活用することができます。
  •  ノマドワーキングにもっとも向いているのは、ルーティンワークではなく、知的創造型の仕事です。
  • 企業イニシャル・トークなど、周囲に聞かれていることを前提とした会話法を身につけることも大切です。
  • 「マイドキュメント」や「デスクトップ」フォルダをまるごとシュガーシンクに同期させる設定にすれば、ほぼすべての書類が作成した次の瞬間からクラウドにバックアップされるようになります。
  • キンコーズで企画書や報告書に適しているシェア製本をしてもらうには一冊あたり三三六円かかりますが、クリップ留めとはまったく異なる仕上がりになります。かけてもおしくない金額でしょう。

他にも、クラウド、Evernotedropbox、などなど様々な話題に触れられているので、仕事では表に出ないという方でも知っておくと便利な内容がありそうです。

興味のある方はぜひ読んでみてください。

「どこでもオフィス」仕事術―効率・集中・アイデアを生む「ノマドワーキング」実践法


あ、そういう方は荷物を増やさないよう、iPhone/iPad版 「どこでもオフィス」仕事術 で読むのも良いかも知れません。



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