波風立てないコミュニケーションの5つの心得

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仕事でも、それ以外の場面でも、相手の意見に反対意見を述べるのは難しいですね。
人間関係にひびが入らないかと心配してしまい、言いたいことを言えない。
そんな場面もあるかもしれません。
2009/10/17の日経PLUS1 に、「その言い方は角が立つ」として、相手の気分を損ねずに言いにくいことをうまく伝えるコツが紹介されています。
5つの心得が紹介されていますので順に見ていきます。
1. 一方的に相手を責める口調はダメ
一方的に攻められると、相手の言ってることが正しかったとしても、素直に受け入れられなくなることがありそうです。
ついつい勢いで言ってしまうことがありそうですが、結果、自分にとっても損になることが多いですから、いつも冷静でありたいですね。
2. 何をどう伝えたいか事前に頭の整理をする
会話の中で、という場合は難しいかもしれませんが、時間のある時はぜひこれを実践したい。
私の場合は頭の中で事前に予行演習することが多いです。
頭の中だけでなく、箇条書きやマインドマップに書き出して、何を伝えたいのか、ポイントを整理するのが良さそうですね。
3. ”クッション言葉”を賢く使う
「恐れ入りますが」
「申し訳ございませんが」
などのクッション言葉を使うと、表現が和らいで良いですね。
また、
「個人的な意見ですが」
というのを百式管理人さんがよく使っているので、私も真似していますw
これにより、意見の押しつけと捉えられずに、「あぁ、あなたはそう思うわけね」と素直に受け取ってもらえる効果がありますね。
4. 伝えた後の相手の反応や気持ちを想像する
その言葉で相手が傷つかないか、その状況で言うと相手が恥をかかないかなどを、言う前に考えることが必要ということですね。
5. メールや電話で伝える時は表現に細心の注意を
顔が見えない分、ニュアンスが伝わりづらいことがありますね。
読む側のその時の気分によって文章の受け取り方が変わってしまうなんてことも。
ただし、メールの場合は文章を吟味する余裕がありますから、自分の打った文章を読み返してここであげている全てをしっかり確認したいですね。
以上ですが、いかがでしたか?
正直、どれも頭ではわかっているのだけど、実際は上手く出来ないことがある、なんて方もいるかと。
常にこれらを意識し、実践し続ける、しかないかな。
議論がヒートアップしてつい、まずい言い方をしてしまった、なんてことにならないよう、常に冷静でありたいですね。
この本にも、協調的にコンフリクトを解消する方法などが書かれていますよ。

ちなみに、以前こんな話を紹介していますのでこちらもご参考に。
↓
- 怒りを伝える時に言ってはいけない7つのこと - ライフハックブログ Ko's Style
- 自分の中の「怒りの暴れ馬」を鎮める2つの方法 - ライフハックブログ Ko's Style
- その口癖、NG!!! - ライフハックブログ Ko's Style
- 嫉妬を制すものが、人生を制す - ライフハックブログ Ko's Style
- 感情をコントロールしてイライラしない方法 - ライフハックブログ Ko's Style
管理人のつぶやき
- [2009/10/18 22:02]
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コメント
議論の難しさ
いつも楽しく拝読させていただいております。先日、医者は新聞を読まない人が多いという話になりました。私の意見として社会人なら新聞くらい読んだら?という意見なのですが、相手は読んでおらず、結局議論はついつい私が相手を叩きのめす形になってしまいました(記事でいう1に陥ったわけです)。
こういう議論の場合うまく進める方法がないかと思案しております。そもそも、新聞を読むor notの話をしてるのに、人としての価値は社会性とか人間性とかそっちも大事と、相手がまったく議論の骨組から外れて行ってしまう方だったので、イライラしたのもありますが。うーむ、難しいです。何か妙案ありますか??
こういう議論の場合うまく進める方法がないかと思案しております。そもそも、新聞を読むor notの話をしてるのに、人としての価値は社会性とか人間性とかそっちも大事と、相手がまったく議論の骨組から外れて行ってしまう方だったので、イライラしたのもありますが。うーむ、難しいです。何か妙案ありますか??
コメントありがとうございます!
>トリツカレ外科医さん
あぁ…そういうこと、ありますね(汗
最近の私は、「相手を説き伏せる」ということをしないようにしているかもしれません。
若い頃?は意地でも自分の意見を分かってほしくて、また思い通りに事を運びたくて、必死だったのですが(汗)、最近は、「そういう考えの人もいるんだ」と、相手の意見もまず受け入れる努力をしています。
その方が相手にはもちろん、自分にもストレスが少ないことがわかったからです(笑
そしてその上で、自分の意見を「個人的には…」と述べますね。
上記3と、営業マンがよく使う、イエスバット法、ですか。
記事の最後で紹介した本「ファシリテーション入門」には、
「最初に同意点を話し、次に反対意見を述べ、最後にもう一度一致する点を強調するとよいでしょう」
とあります。
つまり、同意で反論をサンドイッチすることで、言いたいことを言いつつも印象を和らげるんですね。
こうしたことも、やっぱり普段から意識していたり、冷静でいないとなかなか出来ませんね。
あぁ…そういうこと、ありますね(汗
最近の私は、「相手を説き伏せる」ということをしないようにしているかもしれません。
若い頃?は意地でも自分の意見を分かってほしくて、また思い通りに事を運びたくて、必死だったのですが(汗)、最近は、「そういう考えの人もいるんだ」と、相手の意見もまず受け入れる努力をしています。
その方が相手にはもちろん、自分にもストレスが少ないことがわかったからです(笑
そしてその上で、自分の意見を「個人的には…」と述べますね。
上記3と、営業マンがよく使う、イエスバット法、ですか。
記事の最後で紹介した本「ファシリテーション入門」には、
「最初に同意点を話し、次に反対意見を述べ、最後にもう一度一致する点を強調するとよいでしょう」
とあります。
つまり、同意で反論をサンドイッチすることで、言いたいことを言いつつも印象を和らげるんですね。
こうしたことも、やっぱり普段から意識していたり、冷静でいないとなかなか出来ませんね。
なるほどー
コウスケさん、早速の返信ありがとうございます。なるほど!と思ったのは「個人的には」です。確かにこれだと押しつけがましくないし、内容がある程度真であれば、言葉の表現上相手は反論してきても、心にずしんとくるかもしれませんね。家に帰ってから、でも普通新聞くらい読んだ方がいいよなーと感じてくれたら結果オーライかと。普段から自分がどんな話し方をしてるのかメタ認知することも大切ですね。ありがとうございます。これからもハックな記事楽しみにしてます。
個人的にiPhoneネタ増やして欲しいです。私も3GS買ったばかりでいろいろ試しているところなので。
スケジュールに関しては
さいすけ
domo Todo+
を併用するのが一番しっくりきました。大きなスケジュールはさいすけで。新聞捨てる、とか支払いくとか細かいことはdomo Todo で。
でも、勝間和代の人生戦略手帳も併用してます。デジタルだけでことを済ますよりアナログ媒体を融合させた方がパワー数倍増だと思っているので。
個人的にiPhoneネタ増やして欲しいです。私も3GS買ったばかりでいろいろ試しているところなので。
スケジュールに関しては
さいすけ
domo Todo+
を併用するのが一番しっくりきました。大きなスケジュールはさいすけで。新聞捨てる、とか支払いくとか細かいことはdomo Todo で。
でも、勝間和代の人生戦略手帳も併用してます。デジタルだけでことを済ますよりアナログ媒体を融合させた方がパワー数倍増だと思っているので。
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