優柔不断な自分にサヨナラ!「決める」自分になるための5つのポイント 〜本『いま、決める力』

優柔不断なのを、「私は優柔不断な性格だから」とあきらめていませんか?決断力とは一種の筋肉のようなものです。よい決断を継続的にしていないと、どんどんたるんでしまい、ブヨブヨになってしまう(=決断できなくなる)のです。
「決断筋」を鍛え、よい「決断」ができるようになれば、人生が劇的に変わります。
(中略)
私たちの人生は、じつはすべて「決断する」ことによって成り立っているのです。P.1
実際はそうではありません。
優柔不断な性格は、変えられるのです。
では、どのようにすれば、変わることができるのでしょうか。
その答えが、本『いま、決める力 ワクワクする未来をつかむ「決断筋」の鍛え方 』にあります。
今日は本書から、「決める」自分になるための5つのポイントを紹介します。
1. 決断しないのは、人生の浪費
ここまで言われると、ドキッとしますね。一時の恐怖から決断をしないで先延ばしすることは、もっと充実した幸せな未来の可能性を自ら放棄しているということです。決断していたら得ていたはずのチャンスをすべて失い続けているということなのです。
P.083
「この服を買うか買わないか」と30分悩む時間があったら、友達とお茶してもっと有意義に過ごせます。
無駄に迷う時間を全てまとめたら、かなりの時間になりそうです。
他にもたとえば、恋人と別れるかどうしようかと悩んでいるうちは、次の相手とのチャンスを逃しているかもしれません。
2012年の話題作『採用基準 』には、以下のようにあります。
逆にいえば、決められない人は、リーダーになれません。職場での出世も、「決断力」にかかっているのです。リーダーとは「決める人」です。
2. 「わらしべ長者決断法」で決断に慣れる
最初はとても小さなことでよいので、小さな決断を継続的に繰り返し行なっていると、次第に大きな決断ができるようになるのです。
P.069
これが全てではないでしょうか。決断をすればするほど経験が積み重なり、決断に一時的に成功しても失敗しても、「決断筋」が鍛えられていくのです。
P.065
いきなり大きな決断など、なかなかできないものです。
本『脳には妙なクセがある 』には、良い「クセ」をつくれば、脳の自動判定装置が良い人生へ導いてくれるとあります。
すばやく決断するクセをつけるために何度も決断を経験しておけば、その後は「脳におまかせ」で済むのです。
外食のメニューを10秒で決めるところからスタートしてはどうでしょう。
これは失敗しても、命取りにはなりません(笑)。
「やっぱりハンバーグにすればよかった」なら、明日ハンバーグを食べれば良いだけです。
そのうち、迷ってもたいして違いはない・決断のあとでフォローすれば良いということが分かってきます。
3. 『ファースト「だけ」アクション』をする
たとえば転職したいけど不安、という場合。ファースト「だけ」アクションとは、どういうことかと言うと、文字通り、決断したことに関するアクションをとにかく最初の一歩「だけ」踏み出してみるということです。(中略)
じつは、恐怖というものは行動しているうちに消えていくのです。P.090
いきなりの決断は難しいでしょうから、まずは転職サイトの求人をみてみること「だけ」をしてみるのです。
すると、良い転職先を見つけて、思い切って応募する気になるかもしれません。
逆に、「いまの会社のがいいな」と気づき、仕事に今まで以上に熱が入るかもしれません。
いずれにしても、最初の一歩「だけ」のつもりが、もっと前へ進むことができるのです。なにもしないでいると、ずっと不安なままです。
すぐにできる最初の一歩に手をつけてみる。スモールステップとか、ベイビーステップなどとも言いますね。
4. 「WHY-WHY法」で目的に立ち返る
目的と手段をごっちゃにしないように、そもそも今回の決断をするのはなぜなのか、WHYを2回くり返すことで、その中で一番大事な理由(=決断によって得たいゴール)に戻ってください。
P.119
そもそもなぜその決断が必要なのか。大きな決断で迷ったら、まずはゴールに立ち返ることです。
P.112
なぜ、なぜ、で考えてみると、明確になってきますね。
目的が明確なら、余計な選択肢が排除され、決断がしやすくなります。
5. 「三年後イメージ法」でモチベーションUP
転職の例でいえば、転職した3年後をイメージしてみる。それでも、決断のゴールに悩んだら、最後の方法です。その決断をしたあとの3年後をイメージしてみてください。
P.121
あるいは、転職しなかった3年後をイメージしてみる。
すると、するかしないか、あるいはもっと具体的な内容も、決断しやすくなりそうです。
余談ですが私は、「今日どの服着ようか」などと何分も迷ってしまうことがあります。
これについて3年後を想像しようと思うと何の影響もないことに気づき、バカバカしくなってすぐ決められそうです(笑)。
レストランのメニューを決めるのも同様ですね。
まとめ

「決める力」というのは、誰にでも必要なスキルですね。
本『いま、決める力 ワクワクする未来をつかむ「決断筋」の鍛え方 』には、なぜ決断が必要なのか、決断できないとどんな問題が起きるのか、決断するにはどうしたら良いのかなど、詳しく書かれています。
結局のところ、決断筋を鍛える=決断癖をつけるために数をこなす、ということが最も大切なのではないでしょうか。
500円玉1枚では500円分しかモノを買うことができませんが、貯金箱に200枚たまると10万円分買えるようになります。
500円のコンビニ弁当をどれにしようかと迷っていた人でも、その決断を10秒ですることを200回繰り返せば、10万円の決断もすばやくできるようになるのではないでしょうか。
この本を読むか迷っている方は、ファースト「だけ」アクションとして、いますぐAmazonの商品説明やレビューを読んでみる、あるいは書店で立ち読みしてみるのはどうでしょう。
それがさっそく、本書の内容を実践して「決断筋」を鍛えることになりますね。
次はどのレビューを読みますか?




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— コウスケ@Ko's Styleさん (@kosstyle) 2013年2月15日
- [2013/02/15 20:30]
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