ライフログは『PostEver』と『ツイッター』でうまくいく ~誰でも簡単「ウラオモテ・ツイート法」とは

あなたは先月12日の夕食のメニューを覚えていますか?
正直、別に覚えていたからって大したメリットはないと思います。
しかし、それほど苦労なく思い出せるとしたら?
ちょっとおもしろいですよね。
iPhoneを数回タップしたら「その日はうどん食べたよ」と写真を見せて答えられる人が居ます。
@goryugo氏です。
彼の本、『たった一度の人生を記録しなさい 自分を整理・再発見するライフログ入門 』には、デジタルでライフログをとる方法や考え方があれこれ書かれています。
っという方は読んでみると良いでしょう。「ライフログって何すればいいの?」
私は彼や他のEvernoteの達人のように、「ライフログ」や「Evernote」に執念を燃やすことはできていません。
しかし、だからこそ、
- これからライフログを始める人
- ライフログに挫折した人
まずはこれ!誰でも簡単「ウラオモテ・ツイート法」

いきなりあれこれ欲張ってやろうとすると、混乱したり、続かなかったりします。
あなたのライフログ、まずは「ウラオモテ・ツイート法」から始めてみてはどうでしょう。
これは私が勝手に名付けたもので、@goryugoさんとは関係ありません。
私がやっていることを紹介します。
超カンタンです。(←これが大事)
準備:
- Evernoteに「ライフログ」ノートブック作成
- ツイッターのつぶやきを1の「ライフログ」ノートブックに1日分まとめて保存するようツイエバ 設定
- iPhoneアプリ『PostEver』 で、書きこむ内容を1の「ライフログ」ノートブックに保存するよう設定
普段やること:
- 他人に知られてよいつぶやきは、ツイッターにつぶやく (オモテ・ツイート)
- 他人に知られたくないつぶやきは、PostEverにつぶやく (ウラ・ツイート)
たった、これだけです。
この記事を読んでくださっている方の多くは、普段からツイッターでつぶやいているでしょう。
ですから、ライフログに関して新たに意識する必要があるのは「ウラ・ツイート」だけ。

PostEverで
- 個人情報に関わるからツイッターではつぶやけないこと
(五藤さんの仲間力すごすぎ。内緒だけどちょっと尊敬)
- 人には知られたくないけど思った・考えたこと
(たった一度の普通の名古屋オフで超可愛い子に会った!)
- 魂の叫び
(はてブほしいいいいいいいいいいいいいい)
もちろん写真の添付も可能です。
「ウラオモテ・ツイート法」なら整理不要で見やすい

これを実践すると、
- オモテ・ツイート
- ウラ・ツイート
それがすなわち、日々の自分のライフログやマインドログです。
「ウラオモテ・ツイート法」の良い点は、整理不要なこと。
しかも、あとでライフログを確認するときにもシンプルで、わかりやすいのです。
「ライフログなんだから何でも記録しなきゃ!」と言って、あれこれ必死にEvernoteにつめ込まなくても、これで十分役立つ情報が集まります。
むしろ、あまりあれこれ入れないからこそ、面倒がないのです。
心の動きをとらえる
気軽になんでもつぶやけば良いですが、慣れてきたらちょっとこだわりたいのは「心の動き」です。
あとで読み返したときに面白いのは、どこに行った、なにをした、などの行動記録や事実よりも、その結果何を感じたか・何を考えたかなのです。
こういうのがまさにそれです。
ケータイショップはストレスが多いから、スタッフに美女を揃えたほうがいいですね。あーでも女子はイケメンスタッフのがいいのかな?
これは私が単なるスケベオヤジなのではありません(笑)。
結構まじめに考えていた話です。
単に
とだけ書いても、ほとんど何の役にも立ちません。「ソフトバンクに行ってきた」
それに加えて、感じたこと、考えたことを残しておくと、あとで読んでおもしろいのです。
この件についてはツイッターで流したので、女性からも「美女スタッフが良い」という反応が多く得られ、とても興味深かったですよ。
自分が主催する勉強会などでは、受付を女性にお願いしたほうが印象がよく、何かトラブルがあった場合も許してもらえそうだな、などと思うわけです(←これ、ウラ・ツイートです笑)。
日記がわりに写真を撮ってみる

「ウラオモテ・ツイート法」の習慣が身についてくると、それだけでは物足りなくなってくるでしょう。
そうしたら、日記がわりに写真をあれこれ撮ってみると良いですよ。
一方、@goryugoさんは、ライフログ入門としてまず写真を撮るのが良いと言っています。
たしかに写真は超簡単。オススメです。私は食べた物はすべて撮影して、「ライフログ」というノートブックに格納しています。たった一瞬の撮影で、毎日食べた物が記録されていきます。
ライフログの「入門」として、手当たり次第に写真を撮りまくる、というのは非常にお薦めの方法です。『たった一度の人生を記録しなさい』 P.076
ライフログを始めるのにまず何からやるのかは、結局目的次第かもしれません。
ライフログを見て、何かのアイデアを得たり考えたりしたい人は、ウラオモテ・ツイート法からスタート。
懐かしんだりニヤニヤしたい人は、写真のライフログからのスタートがよさそうです。
いずれにしても、最初からあれこれやらず、1つの習慣から始めるのが良いでしょう。

私も、日記代わりに写真をたくさん撮っています。これはもう、昔からのクセです。
食べる物を撮ってみる。
出かけた場所を撮ってみる。
旅行などのイベントでなくても、スタバに行っても撮るのです。
あとでそれを見ると、そのときの感情まで蘇ってきます。
ただし
とありますが、私がEvernoteに入れている写真はほんの一部、写真+ひと言、でつぶやきたかった時だけです(メモ写真を除く)。情報はすべてEvernoteにまとめなさい
『たった一度の人生を記録しなさい』 P.145
Evernoteは写真を管理するには機能が低すぎるからです。
写真はPicasaやflickrのほうが圧倒的に便利です。
写真に限らず、管理はその分野を得意とするツールにまかせ、ムリに一元化する必要はないと思っています。
写真どこに入れたっけ!?なんてことにはなりませんよね。
Picasaやflickrを見ればそこにありますから。
ま、このあたりの考え方は人それぞれでしょう。
振り返ることが大事
そう、ライフログは、あとでつかうために残しているのです。ライフログをどのように見返したり、活用すればいいのでしょうか。
まず最初に習慣にしたいのが、一日一回、一日の終わりに毎日、自分の記録を振り返ることです。一日一〇分でも使えば十分です。『たった一度の人生を記録しなさい』 P.169
残したライフログを毎日眺めるだけでも充分おもしろいでしょう。
その振り返りで気付いたことをまたツイートするとなお良いです。
私は寝る前にマインドマップで日記をかきます。

と言われそうですが、1日を振り返るのが目的。「ログを残してるんだから、日記書く必要ないじゃん」
ほんの数分、かきながら考える、ということです。
ライフログはリアルタイム、日記は振り返り、という違いがあります。
リアルタイムではできなかった反省や学びが、振り返り時に得られるのです。
iPhoneで振り返りをするなら、iPhoneアプリ『WithEver』 です。

Evernoteアプリ の動作の鈍さに私は耐えられないのです。
WithEverならEvernoteアプリよりもはるかに素早く、目的のノートを見ることができます。
このあたりのことに@goryugoさんは本で触れていないので、気になるのは私だけかもしれません。
『FastEver Share』も同様にEvernoteのノートを検索するアプリですが、こちらは表示が見づらいです。
ノートの内容が小さく表示されるので文字が読めず、拡大すれば文字は読めますが、折り返しがされないのでスクロールして読まなければいけません。
ツイッターで就寝前にその日良かったことを3つつぶやく #3good で振り返るのもオススメです。
まとめ

「ライフログ」という言葉自体は一時期流行ったように感じますが、「ライフログ」という「行為」自体が流行っているのかわかりません。
流行ってないとしたら、おそらく「面倒だから」でしょう。
なんでもかんでもEvernoteに放り込んで、時間をかけて整理して、というのは、誰にでもできることではありません。
たくさんのことをやろうとせず、まず1つのことからやってみる。
本書には多くのヒントがありますから、すべてではなくその一部を取り込んで、自分なりのライフログの楽しみ方を見つけてみてはどうでしょう。
次はどれを読みますか?



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- [2011/10/12 12:00]
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